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プランナーの植物ワンポイントアドバイス VOL.1 花壇に雪が積もった時

わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。
こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。
まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。

昨日から降りしきる雨。
天気予報では、
「昨日の晩から明け方にかけて雪に変わり、都心でも積雪になる恐れが」という予報が報じられていましたが、今朝は「一面雪景色」という事がなくて本当にホッとしましたね。
しかし暖冬という予報が出ている年は、3月下旬までに東京に大雪が降る可能性が非常に高い様です。
いよいよ2月、冬本番です。下り坂予報の際は早めの雪対策を行って積雪に備えましょう。

さて先日御来店頂いたお客さまで、
「花壇にパンジーやビオラを綺麗に植え込んだんだけど、この間の大雪で思いっきり花壇が雪に覆われちゃったの。急いで雪を取ってしまった方が良いのかしら?」
というご相談を受けました。
今年の年末年始は、例年稀に見ないぐらいのとても暖かい陽気が続き、どの花壇もとても綺麗なお花を咲かせていました。
当店のファサードに設けている花壇にも、「ガーデンシクラメン」を植え込んでおりとても綺麗なお花を咲かせておりました。
(以前取り上げた「プランナーの今が旬!!イチオシグリーン!VOL.1 ガーデンシクラメン」にて、花壇の写真をアップさせて頂きました。宜しければご覧になって見て下さい。)
ところが、先日関東地方で降った大雪により、当店の花壇の例外ではなく屋根等からの落雪もあって50cmぐらい雪に覆われてしまいました。
この状況を見て、ほとんどの方が「お花がかわいそう。。」と思われると思いますが、雪掻きに関しても玄関から通りに掛けて優先的に行い、通り道を確保する事でいっぱいいっぱいになってしまいます。
その後、花壇上の雪は明け方には凍ってしまい、手の着けようがないとあきらめてしまうでしょう。。
さてそのような状況の花壇、氷と化してしまった雪に覆われたお花たちは全てダメになってしまったのでしょうか?


降雪から1週間後の花壇

左の写真は本日の花壇の様子です。
今では、山の様にあった雪が嘘の様に溶けてなくなり、お花たちは寒さに負けず元気に育っております。
更に近づいて見ると、

こちらはガーデンシクラメンのアップ写真です。
花の方は雪の重さで確かに少々傷んだ箇所もありますが、その下の葉や株は降雪前と変わらず元気に育っております。
また、株元を凝らして見ると今から咲こうとしている花芽が待ち構えております。
こんな健気な様子を見ると、なんだかとっても愛おしくなりますね。
ガーデンシクラメンのアップ。根元からは新たな花芽が!
こちらは一緒に植えているシロタエギクの様子。伸びていた部分は折れてしまっていますが、株元は元気です!

こちらは冬花壇の名脇役として良く植えられている「シロタエギク」の様子です。
降雪前は草丈も大きく育っていたのですが、雪の重みで先が折れてしまいました。
しかし、良く見て見ると株元はしっかりとしており、折れた枝の元からは新たな新芽が控えております。

この様に、降雪後も花壇のお花はしっかりと生きていました!
では、何故雪にも負けずに生きていたのでしょう?
それは、「根」にあります。
植物にとって、生きていくうえで一番重要な箇所は「根」であり、その根がどれだけ土に根付くかが育てていく上で一番のポイントとなります。
その根がしっかりと根付けば、そこから必要な養分を吸収し、芽・茎・葉、そして花へと養分を分け与えます。
もし根が傷んでしまったりすると、水分や養分を吸収する事が出来ず、最終的には弱って枯れてしまいます。
人に例えるなら、食べ物を得るための口や鼻が開けられなくなってしまい、水分や食べ物、はたまた呼吸すらしずらい状況と考えれば分かりやすいと思います。(考えるだけでもゾッとしますよネ。。)
また、根がしっかりしているという事は、厳しい環境に置かれても順応する力を持つ事が出来ます。
冬花壇のお花たちが、霜等にあたっても耐えられるのはまさに根がしっかりしている証拠なのです。
さて、では降雪後に一番やってはいけない事はなんでしょう?
それは、「無理に雪を取り除く事」です。
雪は一晩経ちますと、一度溶けた水分がお花と一緒に凍りついてしまいます。
その際もし慌てて無理に雪を取り除こうとすると、雪と供に植物も傷ついてしまい、場合によっては株元も傷つけて致命傷となる恐れがあります。
では、一体どうしたら良いのでしょう?
答えはカンタン!「ただ雪が溶けて無くなるのをゆっくり待つ」それだけで良いのです。
雪の下では、植物は雪から徐々に溶けだす水分を葉や根から吸い取って生きようとします。
また、雪の下は寒風や放射冷却から守られる「保温空間」なのです。
例えるなら、「かまくら」の中が以外と暖かく過ごし易いというのと同じ事なのです。
こうする事で根を寒さから守られ、いくら表面のお花や葉が傷んだとしても、その後の新芽等を出す事でカバーしているのです。
我々がしてあげられる事は、溶けた後傷んだ花や茎等を取り除いてあげて、新たに新芽や花芽を出し易い環境を造ってあげる事なのです。

植物は、環境に合せて各自色々工夫して生きようとします。
時折人の手が入っていない山間部や海沿い等を覗いてみると、樹木や植物の驚くようなたくましい姿を目にする事があります。
植物は、強い生命力を持っているのです。
この様な花壇の様子を伺うと、そんな植物一つ一つの生命力を強く感じさせてくれます。
是非皆さんも植物を信じて、ある程度は放任して見守ってあげる勇気も持ってみてはいかがでしょう?



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