プランナーの現場最前線!! VOL.205“道路と敷地との高低差がある新築外構工事”施工前状況
![]() | わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。 こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。 まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。 |
梅雨入りとなりましたが、本日は時折日が差してくるような穏やかな一日でしたね。
天気予報を見ましても、今週は比較的穏やかな空模様となる様で、私たち屋外の仕事をしている物にとってはありがたいのですが、ダムの貯水率の事を考えると素直には喜べませんね。。
かと言って、ここ数年梅雨時期になりますと、場所によっては前線が活発になり過ぎて豪雨に見舞われてしまう所も現れてしまいますし、なんとも極端な天気が続いております。
うまく全国的に平均に雨をもたらしてくれれば良いのですが、これも俗に云う”地球温暖化”による影響なのでしょうか。。
さて、梅雨時期に咲く見ごろの花と云いますと、皆さんは何を思い浮かべますか?
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はい!そうです!
この時期と云いましたら何と言ってもこの”アジサイ”の花が見ごろを迎えます。
アジサイというと、関東で有名な名所としては、”長谷寺””極楽寺”と云った鎌倉の”あじさい寺”が挙げられますが、私たちの地元である日野にも立派なアジサイの名所がある事を忘れてはなりません。
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日野でアジサイの名所と云えば、”高幡不動尊”を忘れてはなりません!
高幡不動尊では、本堂の裏山に様々な種類のアジサイが植えられており、訪れる方の目を楽しませてくれております。
中には非常に珍しい品種のアジサイも植えられている様です。
上の写真は、今朝自宅から日課にしているウォーキングで、高幡不動尊の裏山を歩いている際に撮った物です。
南平の住宅街から裏山に入れる入口があり、そこから本堂へ向けて山道を下って行きますと、この見事なアジサイの道に当たります。
日中や休日になりますと沢山の観光客の方で賑わう様ですが、そんな名所をウォーキング中に楽しめるなんて、なんだか朝から幸せな気持ちにさせてくれました!
もし、まだこの時期に高幡不動尊を訪れた事がなければ、是非行って見る事をお勧め致します!
アジサイは見頃も比較的長いので、梅雨のしっとりした時期に一度は観に行って見ても良いと思いますよ。
さて、今回のBlogよりまた新たな現場のお話をご紹介しようと思います。
今回はどの様なご相談のお客様でしょうか?
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今回からご紹介させて頂きます案件は、日野市内に新築されますO様というお客様の案件です。
ここの所、当ホームページの”お問い合わせフォーム”よりとても多くご相談頂いております内容としまして、これから新築されるお客様の外構プランに関するご相談を多く頂いております。
内容に関しても、ご予算に関してもとても様々な物が多いのですが、ご相談頂いたお客様の共通して云える事として、”住宅の方に重点を置き過ぎてしまって、外構工事の事をないがしろにしてしまった”と云う方が多くいらっしゃいます。
そんなお客様へ、今回ご紹介する新築外構案件を通してプランニングの参考にして頂ければと思いますので、是非宜しくお願い致します。
さて、こちらのお客様から御依頼を頂いた際、お客様から仰って頂いた事として、
「ハウスメーカーの担当者との意見の相違がとても多く、変更に次ぐ変更で徐々に疑心暗鬼になってしまった。。」
旨のお悩みを打ち明けて頂きました。
どうやら建物の様々な仕様や内容が、最初に打ち合わせていた事と色々と食い違いが発生し、このままだとこれから考えなくてはならない外構に対しても、どの様になるのか心配で他ならないとの事でした。
お客様のお気持ちは本当にごもっともで、普段見慣れない様々な平面図や立面図・仕様書を見て判断を委ねられても、中々イメージが湧く訳がありません。。
と云う事で、早速必要な図面をコピーさせて戴きまして、後日建築現場へと伺いました。
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建築現場へ実際に赴いて、早速戴いた図面と照らし合わせて見ますと、様々な問題点が浮かび上がりました。
それは・・・
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敷地の基準高と道路との高低差が比較的大きいと云う事です。
今回の案件では、若夫婦と御両親との二世帯住宅となるため、玄関も道路側と敷地内と二つ設定されておりました。
上の写真は、その内の敷地内の玄関前から道路に向けて撮った様子です。
左側玄関ポーチと道路との高低差がかなりある事がお分かり頂けると思います。
またこの敷地内には、1台分の駐車場とアプローチを設けるため、ある程度はなだらかなスロープで繋げなくてはならないのですが、高低差の割に距離があまり稼げず、素直にスロープを設けてしまいますと、かなりの急こう配となり、危険なものとなってしまいます。。
そして問題なのが、その事がなんと戴いた図面には明記されていないと云う事です!?
もしこのままハウスメーカーの方に外構も任せていたとしたら、どの様な仕様に納められていたのかゾッとしてしまいます。。
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こちらは玄関から奥側の様子。
勝手口前のコンクリートタタキに関しては図面通りに作られているのですが、地面からは40cmと云う高さとなってしまっており、これでは出入りも間々ならない状態です。。
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また、建物裏側に関してはネットの仕切りのみとなってしまっており、何か仕切りを考えなくてはなりません。
ちなみに図面では、この箇所に関してもかなり曖昧な表記となってしまっておりました。。
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そして最後に、もう片側の駐車スペース予定となる箇所の様子です。
お隣さん側のブロック塀に下には、元々の土地の高さに合せて作られたブロック基礎が張り出しており、このままでは駐車スペースを設ける事は厳しいです。。
給湯器下の土留めも含めて、何か対策を考えなくてはなりません。。
と云う、図面上では分からない様々な問題箇所が浮かび上がって来ました。
さて、お客様から頂きました様々なご要望と、浮かび上がった問題箇所を考慮して、早速CADにてプランを作り上げて見ました。
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こちらはファサードの完成イメージです。
2世帯住宅と云う事で、それぞれの玄関先に機能門柱を設置するのですが、限られたスペースにて駐輪スペースも確保したいと云うご要望に応えまして、省スペースタイプでスタイリッシュな機能門柱をご提案させて頂きました。
また立水栓に関しても、スペースを有効活用できる”フラットパン”を用いた物をご提案。
限られたスペースでの機能的なファサード空間を目指してプランニングしました。
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そしてこちらが、懸案事項であった道路との高低差の大きい駐車場のイメージです。
今回は玄関ポーチ前にて敢えて一段段差を設ける事で、駐車場内の勾配を緩めるように努めました。
また、駐車場左側からファサードに掛けて乱張り石を施す事で、華やかさを演出する他に人の歩く”アプローチゾーン”と云う事を明確にして見ました。
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こちらは玄関から奥側へ向けてのイメージです。
玄関前にはコンクリート舗装をベースにファサードにて使用した乱張り石を散らして、エントランスとしての華やかさを演出しました。
更に、勝手口前のコンクリートタタキにはステップを1段設け、その奥には明るい色目の人工木ウッドデッキ”LIXIL樹ら楽ステージ”を設置して、お部屋から屋外へ出易くした設えにしました。
デッキ上には、ブラウンの物置きを設置する事で、収納スペースとしての使い勝手と隣地からの目隠しを兼ねるようにしました。
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またお隣との境に対しては、ブロックとアルミフェンスを設置する事で、明確に区切る様にします。
更に通路には防草シートと砂利を施す事で、雑草の抑制と泥はねによる外壁の汚れを抑えるようにします。
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そしてこちらはもう片方の駐車場のイメージです。
張り出していた隣地側のブロック基礎は綺麗に削り取りながら新たに下側にブロック基礎を設ける事で補強し、駐車スペースをしっかりと確保します。
また、給湯器前の土がむき出しになっていた箇所にもブロックを設置して土留めを作り、安心してお車を止められるスペースを作ります。
更にお客様より、”玄関前のタイルステップに手摺りを設けて欲しい”と云うご要望に応え、両側に玄関ドアとマッチングしたカラーの手摺りを設置して見ました。
お客様へこれらのイメージを図面と併せて丁寧にご説明させて戴いたところ、
「イゲタヤさんに相談してホント良かった!ようやく安心して工事をお願い出来ます!」
と、御納得頂いたのと同時にホッと心を撫で下ろしておりました。
私たちにとっても、お客様に安心感を与えられた事が本当に嬉しく思いますし、同時に具現化へ向けてのプレッシャーを強く感じました。
なんとかO様のご期待に応えられる様に、全力で施工に当たろうと云う気持ちでいっぱいです!
と云う事で、御成約を経ていよいよ施工へ移って参ります。
ちなみに私たちが今回ご提案させて戴いたお見積金額は、相見積りされた他社と比べてどちらかと云うと高い方であったとの事ですが、決め手となったのが「分かり易いイメージ図と、一つ一つのプランに対しての説明」「明朗で且つ細かい見積書」。
そして何より、「親身になって相談に乗って貰えた事」と云う事だそうです。
私たちのお店は決して”安売り屋”ではないので、ご提案する金額は特別易いと云う訳ではありません。
しかし、地元で足を地に付けて商売をしている以上、当然いい加減な見積書は書けませんし、同時にエクステリアのプロとしてのプライドがそうしたお客様へのご期待に応えられたのかと思います。
さて、ではこれからどの様な流れで完成して行くのか、次回のBlogよりいよいよご紹介して行こうと思います。
特に新築を御検討されている方に、エクステリア工事のヒントとなればと思いますので、是非ご覧頂きますよう宜しくお願い致します!














