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プランナーの現場最前線!! VOL.181 八王子市 K様邸ウッドデッキ工事二日目

わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。
こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。
まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。

いよいよ2月も明日で終わり、明後日で3月。
2月は一年の内で最も短い月ですが、今年はとてもあっという間に過ぎ去って云った様に思えます。
また今年は寒暖の差がとても激しく、春一番が吹いた辺りでは20℃を超え、時には凍える様な寒波到来でマイナス5℃!
その気温差、実に25℃以上と、とっても変化の激しい一ヶ月でした。。
しかし今年は積雪を記録する日が少なく、しっかり雪が降った記憶と云えば昨年の11月下旬にあった季節外れの初雪。
なんとも異例尽くしの多い昨今です。。
さて、そんな事は云っても春は確実に近付いてきています!
施工現場からの移動中、こんな物を目にしました。


見事に咲いた白い花!そうです!!梅の花が見ごろを迎えようとしております。

樹に沢山咲いている白い花!そうです!!
早春を彩る”梅の花”が見ごろを迎えております。
熱海や小田原、湯河原等の梅園はとっても有名で、ニュース等でも良く紹介されておりますが、こうしてご近所さんで見事な梅の花を見ていると、何処となく幸せな気持ちにさせてくれます!
”ウメの樹”は沢山のご家庭で植えられている人気花木ですが、様々な咲き方、樹形、花色を楽しませてくれ、更にはとっても爽やかな香りを楽しませてくれる樹です。
こうしてヒトの目を楽しませてくれる樹、有難さを思いっきり感じさせてくれます。
そして梅が咲き終わる頃にはモモの花が咲き始め、やがては桜の花が咲いて春本番!
なんだか暖かな春が待ち遠しくなって来ますネ!!
(これであとは花粉症さえなければ最高なのですが。。)

さて、本日も前回のBlogでご紹介しました施工現場の続きをお話しようと思います。


八王子市 K様邸ウッドデッキ工事施工二日目。この日は丁度寒波到来の日にあたり、とっても寒い一日でした。

八王子市 K様邸ウッドデッキ工事施工二日目。
この日は丁度”寒波到来”と天気予報で云われていた日にあたり、写真からも分かる様にとっても寒い一日でした。
しかし施工に関しては、暖かい日も寒い日も関係ありません!
K様のために、この日もしっかりと施工に臨んで参りました。


二日目にして、ウッドデッキの”基礎部”とも云うべき束柱・大引きが設置されました。

二日目にして、ウッドデッキの重要な”基礎部”とも云うべき束柱・大引きがこの通り設置されました。


前回ご紹介した既存パーゴラを大引きに補強を入れながら固定し、そこから大引きの設置ピッチを割り出して設置して行きます。

前回のBlogにて、既存のパーゴラと大引きとを直接固定するお話をしましたが、その後この通り、補強を施しながらしっかりと設置する事が出来ました。
さらにそこから、ウッドデッキに対しての必要強度より束柱・大引きの設置ピッチを割り出し、設置して行きます。
職方さんによると、今回の場合、既存パーゴラの設置位置を基準にして割り出すため、設置ピッチを調整するのが難しかったとの事でした。
設置ピッチが広すぎれば強度が落ち、かと言って設置ピッチが狭ければその分コストに跳ね返る。
そのため、最適な設置位置を割り出して行くのは中々難しい様です。


建物側の柱部の支えのために残しておいた既存デッキの束柱・大引きもこの通り撤去され、代わりにジャッキでの支えを入れました。

建物側のパーゴラ柱下にあった、既存ウッドデッキの束柱・大引きもこの通り撤去され、代わりに前で支えとして使っていたジャッキを設置して仮の支えとしました。
こちら側は建物との間隔がかなり狭いため、細心の注意を払いながら作業を行いました。


午後からはいよいよ、デッキ材の設置に取り掛かりました。

そして午前中にはメインデッキの束柱・大引きも無事設置され、午後からはいよいよデッキ材を設置し始めました。
さて、デッキ材を設置する上で考えなくてはならない箇所があります。
それは、既設パーゴラの柱箇所の納めです。
今回は大引きに直接固定する方法を取ったのですが、その箇所をどの様にデッキ材下に隠す様に設置するか?
実はこれこそ、今回設置する”人工木デッキ”において構造的に難しい箇所なのです。


理由は、デッキ材そのものの構造にあります。デッキ材は中が空洞になっており、それを四本のリムで支える構造となっております。

上の写真をご覧頂きますと分かる通り、デッキ材はこの様な空洞になっており、その中に四本の”リム”によって支えられている構造となっております。
これにより、軽量且つしっかりとした強度を持たせた素材となっているのですが、施工における弱点として”加工性の制約”と云う点が挙げられます。
単純に木材の様に”くり抜く”方法をとりますと、その中でデッキ表面を支えている”リム”を一緒に取り去ってしまう事となり、デッキ材自身の強度に大きな影響を及ぼしてしまいます。


またデッキ材は、大引きに特殊な金具を設置して嵌め込む固定方法となるため、迂闊にその箇所を切ってしまいますと、固定が出来なくなってしまいます。

また、人工木デッキでは固定方法も特殊で、上の写真の様に大引きに特殊な金具を設置し、デッキ材下側のひだを嵌め込んで固定する構造となっております。
これによりデッキ表面にはビスが現れず、安全且つスッキリとした納めになるのですが、逆にデッキ材に切り込み等の加工を行う際にその箇所に当たってしまいますと、デッキ自身の固定が出来なくなってしまいます。
通常の木製デッキとは、似て非なる物なので、加工に関してもこの事を熟知して行わなくてななりません。


細心の注意を払いながら、デッキ材に加工を施します。柔らかい素材のため、ちょっとしたミスが大きな痛手となってしまいます。
そしてある程度加工した所で柱箇所にもって行って寸法を併せ、さらに細かい加工を施します。

と云う事で、早速デッキ材に加工を施して行きます。
通常のデッキ材と違い柔らかい樹脂材のため、切り加工を行う上でも細心の注意を払いながら慎重に作業を行います。
(ちょっとしたミスが、部材の取り直し等の大きな痛手になってしまいます。)
そしてある程度切り込んだ所で再び柱箇所にもって行って寸法を取り直し、さらに細かな加工を施します。


細いリムを残しながら切り抜き加工を行うため、細かな所は特殊な手ノコでカットして行きます。

デッキ材の材質は、数ミリの薄い樹脂材の複合体のため、この様にリムをカットする際は機械を使わずに、この様に特殊な手ノコにて丁寧に切っていきます。
この辺りを見ると、ウッドデッキを作っていると云うよりも、特殊な部材を加工している様に見えますね。


そうしてこの通り、うまく柱のプレートをデッキ材下に隠して納める事が出来ました!プロの技をまざまざと見させて貰いました!!

そして再度柱部分へもって行きました所、この通り無事設置する事が出来ました!
上の写真をご覧頂くと分かる通り、リムを上手く残して、リム下にパーゴラの固定プレートが嵌め込まれる様にしてあります。
更に右側の大引きに固定するひだ部分はしっかりと残してあり、強度もちゃんと保たれております。
非常に細かい加工作業なのですが、これをやってのけた職方さんの技術はまさに”プロの技”です!
ちなみにこの加工は、当然ながらパーゴラ柱部四箇所全てに施します。
上辺だけでは全くわからない部分ですが、実は見えない部分で凄い加工が施されているのです。

如何でしたでしょうか?
施工事例だけでは絶対に説明できない部分をこうしてBlogにてご説明させて頂きました。
どんな施工もそうなのですが、当たり前の様に使っている物・空間の裏には、この様な作り手の技術が凝縮されており、それがあるために長い間安全に壊れる事無く使えるのです。
プロとアマチュアの大きな違いは、こう云った見えない部分にどれだけ大きな手間を惜しまずに使えるか?
これに尽きると思います。
そんな作り手側の気持ちが、少しでもご覧頂いた皆さんに届けば幸いです。

さて、更に作業は続きますが、これからどの様に変化して行くのかとっても楽しみですね!
では、次回Blogも是非宜しくお願い致します。



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