プランナーの今が旬!!イチオシグリーン!VOL.24 ナンテン
![]() | わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。 こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。 まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。 |
10月に入り、いよいよ秋らしい陽気になると思いきや、昨日は夏が戻って来てしまった様な陽気でしたね。
関東では各地で30℃超えという、この時期としては非常に異例な気温だったようです。
更に北関東の方では35℃近くに到達してしまった所もあった様です。
なんともビックリする様な季節外れの天気でしたが、これも猛烈に発達した台風18号が強く影響した様です。
そしてその台風18号、私が毎年スキューバーダイビングで訪れる沖縄は久米島に直撃したとの報道が流れていて、”特別警報”なるものが立て続けにテレビで流れていたのには、本当に不安にさせられました。
しかしその後、私が良くお世話になっている久米島のダイビングショップのFBにて、報道でなされている程の大きな被害は無かったとの知らせが来ていて、本当に安堵しました。
只今台風は、北陸地方の北側を東に進んでいるとの事で、関東地方には直接的な影響は少ないとの事ですね。
しかし台風シーズンはまだ終わっておりませんし、私自身もこれから取り掛かろうとしている施工現場に影響が無ければと思う気持ちでいっぱいです。
また、台風から来る突然の気温の上下はとても身体にはキツイです。皆さんも体調管理にはくれぐれも注意して下さいね。
さて、先日とあるレストランの入り口でこの様な植物を目にしました。
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とあるレストランの入り口に設置されているスロープ。
その両脇の植栽スペースには綺麗に背の低い灌木が植えられております。
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そしてこの灌木に目を向けると、葉が徐々に赤く色づき始めており、何となく紅葉の秋を感じさせてくれる様な気持ちにさせてくれます。
さてこの灌木、何と云う植物でしょうか?
正解は”ナンテン”です。
ナンテンは本州の関東より西、四国、九州など比較的あたたかい地域の山林に自生する、メギ科の常緑もしくは半常緑性の低木です。
真っ赤な果実が美しく、さほど横に広がらないので場所を取らず、性質が丈夫と言うこともあり、縁起木として玄関先や庭によく植えられる定番の実もの庭木のひとつです。
樹形は株元からたくさんの細い幹をまっすぐに伸ばして株立ち状になります。
初夏になると茎の頂点から花軸を伸ばして、小さな白い花がまとまって咲き円錐状になります。
花後にパチンコ玉よりやや小さいくらいの丸い果実をたくさん付き、晩秋から冬にかけて熟して真っ赤に色づきます。
果実は鳥の好物のようで庭先に植えていると晩秋から冬にかけて実をついばみに来る姿を時折見ます。
葉っぱは濃緑色でややかため、表面には光沢があります。葉には防腐作用があることが知られており、おせち料理や赤飯、魚料理などに添えられます。
ナンテンの名前は中国の漢名「南天竹」「南天燭」に由来します。
「ナンテン」という語感が「難(ナン)を転(テン)じる」に通じるところから縁起木としても親しまれています。
玄関先に植えたり料理に葉を添えるなどにはそういう「縁起」の意味合いも兼ねてのことでしょう。
栽培の歴史の古い樹木で江戸時代から明治にかけて100種以上の園芸品種がつくられた言われており、現在でも40種ほどが栽培されています。基本種の他に、白い実を付けるシロミナンテン、葉が糸の様に細くなるキンシナンテンなどがあります。
ちなみに上の写真でご紹介したナンテンは”オタフクナンテン”という品種です。
樹高が低くやや丸みのある葉を付ける所が特徴的で、紅葉も美しくて場所もとらないので、植え込みや庭木として広く植えられています。
栽培のポイントとして、まず一つに”剪定”が挙げられます。
木が若いうちは放任で枝を伸ばしても特に問題ないのですが、樹が生長して幹の数が多くなると枝葉が混み合って茂り、雑多で冴えない姿になりがちです。
スペースに応じて間引き、幹の本数5〜7本に整理しすっきりと姿に整えます。
先端に花芽の付いていない間延びした枝や実の付いている枝(実の付いた枝は翌年〜3年ぐらい花芽を付けないので)を選んで地際で間引き(切り落とし)ます。同時に、枯れた枝や細くて弱い枝も枝分かれしている付け根から切り落としましょう。
樹高が高くなりすぎた場合は比較的低い幹だけを残して、高くなった幹を地際で間引くか、幹を適当な高さで切り戻します。
芽吹く力はそれなりにあり、切り戻すとそこから1〜3本の枝が出てきます。
花の咲く時期はちょうど梅雨とかぶり、特に雨の多い年は受粉がしっかりと行われずに実付きが悪くなります。
もし実付きを良くしたいのであれば、雨が続くときは花の上にビニール袋などをかぶせて雨を遮ってあげると効果的です。
(雨がやんだらビニール袋を取り除きましょう)
植えるのに好む場所として、日当たり〜半日陰の場所が良いです。
落ち葉の厚く積もった山野の林内に好んで自生する半陰樹なので日陰でも耐えて生長しますが、日当たりに比べると極端に花付き、実付きは悪いです。
また、西日の当たる場所はひどく乾燥するので適しません。
ある程度の耐寒性はありますが、基本的に暖地で育つ樹木なので、冬場の寒風の当たる場所はできれば避けてあげましょう。
水遣りに関しては、地植えであれば西日で極端に乾燥している以外は基本水遣り不要です。
肥料に関しては、2月に固形の骨粉入り油粕や鶏ふんを、9月に化成肥料をあげると良いです。
付き易い害虫として、”カイガラムシ”が発生することがあります。
カイガラムシは植物の汁を吸って生長を妨げるだけではなく、その排泄物からすす病が併発します。
すす病は葉に真っ黒いすすの様なものがべったり付いて光合成を妨げてしまいます。
カイガラムシは薬剤が効きにくいので、見つけ次第ブラシの様なものでこすり落として駆除します。
枝や葉の付け根に綿の様なものがへばりついていたらカイガラムシの可能性が高いですので気をつけましょう。
如何でしたでしょうか?
皆さんも、家の玄関先でナンテンが植えられているのを見て”何故植えられてえいるんだろう?”と思われた方もいるのではないでしょうか?
「難を転じる」⇒「ナンテン」とは上手く云ったものですね(笑)
比較的園芸店等でも手に入れやすい植物ですので、新築のお祝い等で苗木を差し上げても良いかもしれませんね!


