チーム全員で考えるエクステリアのお話 VOL.2 安全なエクステリアとは?編
![]() | わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。 こんにちは、イゲタヤE&Rマネージャーの大貫雅央です。 まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。 |
時間の経過は早いもので、あの日から5年が経ちました。そう、東日本大震災の事です。
今でも避難生活を余儀なくされている方も多く、本当の意味での復興にはまだまだ時間が掛かりそうですね。被害に遭われた皆さまへ改めて、心よりお見舞い申し上げます。
私も当日の異様な1日の事は今でも鮮明に憶えています。このBlogをご覧戴いている皆さまも憶えているのではないでしょうか。
私たちイゲタヤE&Rのお仕事の多くは、災害時に万が一何かあったら人の命を奪ってもおかしくない物を作る事です。それだけに責任が重く、"安全"に対する手間を怠る事が無いよう日々仕事をしています。
本日は、改めて「安全なエクステリアとは何か?」を皆さんと一緒に考えたいと思い書いていきます。
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上の画像は地震で倒れたものではありません。
以前、車が衝突して門袖が倒れてしまったとの事で撤去と修繕を依頼された案件で、現調の際に撮影したものです。いきなり少々ショッキングな画像で申し訳ありません。
この時、門袖の土台となる基礎を見てその脆弱さに愕然としました。
この門袖はコンクリートの塊にレンガ調タイルが張られた物ですので、重量としては相当な物です。もし、その場に偶然人がいたら…怖いですよね。
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上の画像は、ブロック積工事をする際の基礎部分を分かりやすく絵にしたものです。ブロックの基礎は大きく分けて3種類あるのですが、上の基礎は一番簡易的な"I型基礎"といわれるものです。
ブロック積工事は、建築基準法や居住する市町村の条例により、積める高さが決まっています。特に建築基準法では、基礎の形状や"控え"といわれる補強部の有無により厳しく制限されています。
その理由の中には景観等もありますが、一番の理由は安全を考えての事なのです。
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上の画像は"T型基礎"といわれる"I型基礎"よりも強固な基礎です。強固になった分、ブロックの積める段数も増えます。
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イゲタヤE&Rの標準仕様のブロックベース(ブロック積みの基礎)は、"T型基礎"です。上の写真の現場では、隣地境界線上に幅10cmのコンクリートブロックを3段積にしました。
通常であれば、オーバースペックと言われてもおかしくない程強固な基礎を造っていますが、それは何故かといいますと当然、安全を考慮した上での結論だからです。
ブロックの基礎は通常見えない訳ですから、ご自宅のブロック塀がどんな基礎で造られているか分からないと思います。先の震災時も強く揺れた地域では倒れたブロックがそこらかしこにあったと聞いていますが、一般の方には実際に壊れてみないとどれ位の強度に耐えられるのか分かりませんよね。
先の倒れた門袖を見た時、確かに基礎は造作してあるし縦筋も入った造りでしたが、イゲタヤE&Rの仕事と比較すると華奢な造りでした。
基礎は、見えないところですが一番重要な場所。こういうところにこそ手間を掛け、これから長い間外という厳しい自然環境に晒されても耐え得る物を造る事が肝要だという考え方だからです。
エクステリアのプランニングでは、ついつい目先のデザインや見積り金額に目が行きがちになってしまうと思いますが、先の大震災を教訓とし、「安全なエクステリアとは何か?」という事も、是非私たちと一緒に考えてみませんか。








