プランナーのひとりごと VOL.3 ライティング研修会に参加しました。
![]() | わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。 こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。 まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。 |
2月に入り、日中と朝晩の気温差が10℃以上もある日が続いており、身体にはとても堪えますね…。
巷では風邪やインフルエンザを患っている方が非常に多い様で、予防も考えてか電車やバスに乗るとマスクをされている方ばかり。
私も先日から患っている風邪が今は鼻のどに来ており少々辛いのですが、気合を入れて今日も頑張りますよ!
皆さま、くれぐれも体調には気を付けて帰宅されたら直ぐにうがいと手洗いを忘れずに。
さて本日は、東京・汐留にあるPanasonicさんにて昨日催された"ライティング研修会"に参加したお話です。
偶然(ホント打ち合わせもしていませんでした…)、マネージャーが昨日の記事で照明のお話を書いていましたが、エクステリア業界全体に於いてエクステリアライティングが今、注目されています。
![]() | ![]() |
その背景として"家族の帰宅時間の変化"が大きく影響しています。
先ず"夫婦の帰宅時間"という面では、20年ぐらい前ですとほとんどの奥さま方は専業主婦として家に居る事が多かったのですが、現在になると色々な理由から"夫婦共働き"の家庭が増加し、夫婦共に仕事を終えて暗くなってからの帰宅という光景が当たり前になりました。
又、"子供の帰宅時間"という面に於いても、平日のほとんどが学校の部活や塾等があり、やはり暗くなってからの帰宅という事が普通になりました。
更に"核家族化"が進み、お祖父さん・お祖母さんは別の住居に住んでいるという事もあり、家は留守になるという事が多くなりました。
…こういった具合に、帰宅時に家が真っ暗な状態になる事から「帰って来た時に暖かい光で出迎えて欲しい」といったニーズが急増し、外構の照明が注目されて来たとの事です。
時代背景やそれに伴う生活スタイルの変化に住宅環境も合せて行かなくてはならないという事を強く感じました。
さて、上の2枚の写真は研修中にプロジェクターに映し出された、ある住宅の昼間と夜のイメージです。
左側の昼間のイメージは、まさに現在のエクステリアのトレンドが沢山盛り込まれた、とてもバランスの良いお洒落なデザインとなっています。
特に、白基調の塗り壁を背景に中央に配置された大小のタイル貼りの門袖、そして枠となるアーチがとても印象に残ります。
そして右側の画像は、ライティングを施したイメージとなります。
このライティングイメージの中で特に印象的なものとしては、沢山盛り込まれた光源を見せない様して明るく見せる"間接照明"の技法があります。
![]() 駐車場壁面の間接照明 | ![]() 門周りの様子。それぞれの照明が効果的に照らしている。 |
まず駐車場に面している花壇と白い塗り壁。
こちらには、花壇内に設置したバー形状の"LEDラインライト"を設置し壁面を間接的に照らす事で、駐車場全体を明るく見せています。又、壁面に浮かび上がる植栽のシルエットが立体的且つお洒落な雰囲気を醸し出しています。
門周りでは、右側のタイル門袖を床に埋め込んだ"アップライト"にて上方向に照らしタイルの凹凸感を強調。
今迄のように表札のみを照らすのでは無く、門袖全体を照らす事でその存在感を上げています。
門前からお庭に掛かるアーチには、上から照らす"ダウンライト"を設置。
門周りの空間をお洒落に照らすだけではなく、地面に浮かび上がる反射光が"公(パブリック)"と"私(プライベート)"の空間を区分けするといった機能性も兼ね合わせています。
(実はこの手法、私もアーチを入れたプランの中で使っております。)
更に、左側前後に設置してある門袖の間にもスポット照明を組み込みシンボルツリーを照らす事で、高さの表現を強調させ立体的且つ奥行感のある空間演出をしています。
そして、これだけ様々な場所に照明を設置してあるにも拘わらず、明るい昼間には照明器具が目立たずエクステリアとしての景観を損なう事がありません。
…と、いった具合に、今迄の"防犯灯として"や"暗い外を明るく照らす"という機能性だけを考えた照明計画ではなく、機能性の他に"昼間の景観"や"エクステリア設備の素材感の強調"といった点も加味したライティングの考え方が、これからの照明計画の当たり前の姿となりそうです。
研修会を受講しながら、照明の持つ意味とその奥深さも強く感じました。
![]() | ![]() |
そして、上のイメージにあるライティング技法を可能にする製品という事で、Panasonicさんから今春新しく発売される製品に関しての説明がありました。
メーカーとして実際多くの現場へ行き、ユーザー様・施工業者・エクステリアデザイナー等の色々な意見を反映させて開発された物が、右上の画像の新製品との事。
従来迄の製品と大きく違う事は、照明器具として性能はそのままで製品自体が小さくなり余計な出っ張りが無いスリム且つシンプルなデザインになった事でした。
これは、LED照明には無くてはならない照明器具に内蔵された電流の変換器をここ数年の技術革新によって小型化出来た事が理由との事です。
![]() | ![]() |
上の写真は、会場に持ち込まれた新しい照明器具の写真です。
実際に見てみると、意匠性はとてもスリムで大きさは小さくなったのにも拘わらず、照らす明るさは従来品と変わらずとても明るいです。
右側のポールライトをみても、ポールの太さが以前の製品と比較すると、とてもスリムになりました。
光源を見せず、下方および上方をしっかり照らすライトもとても新鮮です。
これ等製品を見て、技術の進歩を強く感じました。
これ等を使う事で、お洒落にデザインしたエクステリアに対し昼間は風景に溶け込ませ、夜は効果的にしっかり照らすと言ったことが出来るのです。
今回の研修会では、最新のエクステリアデザインのトレンドを通じて、新しいエクステリアライティングの考え方を学ぶ事が出来ました。
私たちエクステリアプランナーは、様々なお客様からのご依頼に応えるためために日々勉強を怠りません。
エクステリアライティングは、正にその重要な要素の一つです。
この様な一つ一つの知識が、少しでもご依頼頂いたお客さまにとってお役に立てるものであれば何よりです。
今回学んだ新しいライティング技法、そして今回ご紹介した新製品を駆使して、早速これからのエクステリアプランニングに活用しようと考えています。
是非ご期待下さい!








