プランナーの現場最前線!! VOL.17 リアルタイムプランニングのお話(その1)
![]() | わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。 こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。 まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。 |
今日は3月3日、女子にとっては大イベントである「ひな祭り」の日ですね。
陽気もお昼からはとっても穏やかで暖かい一日、桃の花や菜の花が思い浮かべられる春らしい一日でした。
しかし、飲食店でお昼休憩をとっている時に、とても気になるお話が聞こえて来ました。
それは御年配の女性の方々のお話なのですが、
「最近息子夫婦でお雛さまや端午の節句を祝ったりしないみたいで、なんだか寂しいのよ。考えてみたらそんな事より楽しい事が増えたりしたせいかしらねぇ。」
「そうねぇ。鯉のぼりもマンション住まいだったりしたら、ベランダに申し訳ない程度に飾るのが精一杯だしね。”屋根よ〜り〜た〜か〜い〜鯉の〜ぼ〜り〜♪”って歌があるけど、孫たちが鯉のぼりって屋根より低いんじゃないの?って聞いてきてね。なんだか寂しいわね。。」
なんて会話が聞こえて来ました。
一見するとちょっと笑ってしまうお話なのですが、お孫さん世代にとっては、そういった日本の文化に触れられず大人になってしまう人も多くないのかもしれません。
そうして徐々に日本の文化がなんとなく薄らいで、やがて無くなってしまうのかと思うとなんだかとっても寂しい様にも思えました。
住宅に携わる人間として、そういった行事がし易い環境を作る事はとっても大切だと強く思わされました。
さて、先日以前工事をさせて頂いたお客様が御来店されてあらたなご相談を受けさせて頂きました。
その時の模様をお話ししようと思います。
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まず最初のお客様は、以前新築外構工事をさせて頂いた日野市 K様邸でした。
最初にプランニングさせて頂いた際、特にこだわられていた箇所は玄関前のしつらいでした。
建物はベージュをベースにアクセントでダークブラウンのレンガ調の外壁を用いて、メリハリのついたデザインでした。
ただし、建物と道路との間隔があまりないので、玄関ドアに関しては引き戸タイプのものを選ばれておりました。
そこで、その雰囲気に合うデザインは何かないかと御相談を受け、デザインさせて頂いたものがこの「スリットフェンス」を用いたプランでした。
通常ですと、玄関前に化粧ブロック等でフェンスを作って設えるのが一般的なのですが、玄関ポーチと道路との隙間が10cm強と非常に狭く、また玄関ポーチとの高さの関係上それなりの高さの物を納めなくてはならないので、基礎工事等の事を考慮すると現実的ではありませんでした。
そこで、70cm角のアルミ角柱を等間隔に配置した「スリットフェンス」を用いて、高さの微妙な設定によるカーブデザインを描かせたデザインフェンスを提案させて頂きました。
またアルミ角柱のカラーは、玄関ドアがLIXIL製と事なので、それに合せた同じ素材の物を用意し、建物との共通性を持たせ、それを中心に門袖や土留めブロック等のデザインを考えさせて頂きました。
お客様からは、「機能的かつ非常にお洒落で、是非このデザインでお願いしたい!」とのお言葉を頂けたのですが、これだけの凝ったスリットフェンスを作成するため、それに掛かる施工費用等もかなり掛かります。
そこでお客様からは、「玄関前の「顔」となる部分は妥協したくはないので、そこを中心にプランして、その他の所は次回の工事に分けて欲しい。」というご提案を受けました。
そうして出来上がった物が、上の写真なのです。
そして年明けが明けてさらに数カ月の後に、いよいよ2期目のプランを考えて欲しいと御相談に来られました。
さてそこで、私たちイゲタヤE&R流のプレゼンをさせて頂きました。

「提案力に自信あり!ケース別事例集」でもご紹介しておりますが、私たちイゲタヤE&Rの特徴に、「リアルタイムプレゼン」があります。
今回はその応用編である、対話形式での「リアルタイムプランニング」を行いました。
前回ご提案させて頂いた際の図面等は「電子カルテ」の様にデータベース化しておりOB様からの案件に対して迅速に対応できる様に準備をしております。
特にK様からは、最初のプランニングの際に分けて行いたいとのご要望を頂いておりましたので、現場調査等でもそれを考慮して行いました。
まさに今回は、その事が活きた案件と云えます。
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今回ご提案させて頂いた内容としては、まず道路沿いの土留めに関しては、同じ化粧ブロックを増設し、更にスリットフェンスのデザインとマッチする木目調フェンスと云う事で、LIXIL「ジオーナフェンス」と云う商品にてご提案しました。
また、目隠しとしての役目を考える上で高さを稼ぎたいのですが、日野市の条例で「道路に面した箇所のブロック積みに関しては、高さを60cm以内で納める事」という決まりがあるため、ブロックを高く積む事が出来ません。
そこで、アルミフェンスの高さを1mの大きな物にして高さを稼ぎ、目隠し性に対して考慮しました。
またリビング前に屋根が欲しいとの事で、これまたその木目調カラーを取り入れた新製品 LIXIL「シュエット」という商品を設置。
更に勝手口としての門扉も、それらの商品に合せたLIXIL「ジオーナ門扉」を設置する事で、玄関のしつらえを含めた、「トータルコーディネート」をその場で御提案させて頂きました。
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更に駐車スペースに関しても、奥側の手付かずの部分に舗装部分を延長させて軽自動車が止められる様にし、更にスタッドレスタイヤ等が収納できる物置きも設置したいというご要望に対して、先ず実際に乗用車と軽自動車を入れこんでどれだけのスペースが必要かをその場で確認しました。
そこからそのご要望に応えられるコンクリートの舗装範囲、更には物置きのサイズを考慮して配置し、その際に駐車の妨げとなりそうな既存の立水栓を逆側の物置き横に配置。
こうしてどうにかお客様のご要望にあった駐車スペースをご提案する事が出来ました。
まさに事前の細かい現場調査、施工管理、そして何よりK様の御理解があったからこそ、スムーズなプランニングが成し得たのだと思います。
これから更に精査した上で図面化し、お見積りした上で再度K様に御提案する事となりますが、予め御予算面を考慮しているマネージャーによる対話形式のプランニングであったため、その場でお話した概算金額とほぼ同じ金額にてご提示する事が出来る事でしょう。
その場でお客様と御一緒にプランニングする試み、CADを扱う私としてはその場でのスピードを求められるので中々大変なのですが、お客様にとって非常に理想的な形で進められたと思います。
実はこの日、たまたまもう一件別のOB様から同じように御相談を受け、同様のリアルタイムプランニングを行ったのですが、これはまた後日にご紹介しようと思います。
是非この特徴を活かして御相談頂いたお客様とより良いプランニングが出来ればと思いますので、もしご興味をお持ち頂けましたら是非「お問い合わせフォーム」よりお気軽に御相談して見て下さい。
宜しくお願いします。





