プランナーの今が旬!!イチオシグリーン!VOL.20 オリーブ
![]() | わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。 こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。 まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。 |
先日から進路がどの様になるのか心配されていた台風10号が、東北地方を横断して日本海へと通過して行きました。
一時は「関東直撃か!?」という報道が流れて緊迫した状態が続きましたが、なんとか本日の様な台風一過の晴れ間を見る事が出来て良かったですね。
しかし今回の台風、ニュースで仕切りに言われていたのが「太平洋側から東北地方に上陸するのは、観測史上初めてのケース」という事。
実際に台風が通過した岩手の方では、高潮等の影響で街が冠水してしまった所もあった様で、「街が水びだしになるのは、震災の津波の時以来だ」と戸惑っている街の声がニュースで流れていたのが印象的でした。
また、ニュースを見ていてとても心を傷んだのは、収穫目前になろうとしていた梨やお米等の農家さんの声でした。
植え付けから丹精込めて造り上げてきた物が、台風の荒天で一瞬にして台無しにしてしまうというのは、本当に心苦しいですし、そして何よりその被害は私たちの食生活にも結び付く他人事とは云えませんね。。
明日から9月。台風シーズンは9月からが本格的になると云われますが、何とか平穏無事に過ごさせて貰いたいものですね。。
さて、そんな台風による荒天が続いていた中、当店の店頭にて元気に育っている樹木があります。
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当店の店頭にある花壇内にて元気に育っているこの樹木。
街道沿いの北側で、西日等もあたる決して良い環境ではないにもかかわらず、長年元気に育っております。
さてこの樹木、何と云う樹でしょう?
正解は「オリーブ」です。
オリーブは、モクセイ科の常緑高木で中近東・地中海沿岸・北アフリカが原産と云われています。
人類との関わりは非常に古く、ギリシャ・クレタ島ではで紀元前3000年頃に栽培されていたと言われています。
寿命の長い樹で樹齢3000年を超すオリーブの木もあるそうです。
日本に現存する最古のオリーブは、神戸の湊川神社のオリーブと云われており、明治11年にフランスから持ち込まれたものです。
樹高は10m〜15m、葉は長さ5cm〜8cm、細長くて先端がとがり、革質で硬いです。
葉の表葉光沢のある濃緑色で、裏は銀白色になりコントラストがよいです。
春にはのつけ根から短い枝を伸ばして、黄色みがかった白い花を20輪前後まとめて咲かせます。
花粉が風によってばらまかれる風媒花です。果実は球形やタマゴ形など品種によってことなります。最初は濃緑色で、次に黄緑色になり、秋には完熟して黒紫色になります。果実の中には1コ(まれに2コ)のタネが入っています。根は地面の比較的浅い位置に張ります。
果実は塩漬けにして食用とされます。果実にはオレウロペインという苦み成分が含まれており、若い果実は生のままでは渋くて食べられません。熟した果実はつぶしてオリーブ・オイルを採ります。
園芸では庭木や鉢植え、公園などの公共用樹木としても利用されます。クセがないけども見栄えのする樹姿は様々な草花と見た目の相性がよいので、高さ30cm〜2m程度の幼木が寄せ植えにも用いられます。特にテラコッタ鉢の寄せ植えは定番といってよいほどよく見かけます。
栽培のポイントとしては、1月〜2月の冬場に行う”間引き剪定”を行うと良いです。
伸びすぎた枝や細くて弱々しい枝を根元から切り落としてます。また混み合っている部分の枝も切り落とします。
切る位置は枝分かれしているつけ根の位置です。中途半端な位置で枝を残すと、見た目にも不自然です。
こうすることで風通しがよくなって、樹の内部まで充分日が射すようになります。剪定の適期は株が生長を止めている2月頃が適期ですが、余計な枝を見つけたらその都度、切り落としてかまいません。左右交互に枝が出ているようバランスを考えて枝を切るのがコツです。枝の本数が左右でばらけるとおかしな樹形になります。
オリーブは大きくなると強風が原因で枝が折れたり傷んだりしやすいため必ず行いましょう。幼苗の時期は切り戻しを行う必要はありません。
日当たりに関しては、陽が良く当たり、冬場も陽だまりとなる温かい場所を好みます。
鉢植えの場合は冬場の寒さは、−2〜−3℃まで耐えられますが、出来る事なら霜の当たらない場所においてあげると良いです。
ただし、花芽は寒さの刺激を与えて出てくる性質を持っているので、お部屋の中へ取り込む必要はありません。
植える場所としては、乾燥気味を好む植物なので水捌けの良い場所に植えると良いです。
鉢植えの場合でしたら、比較的アルカリ性の土壌を好むので、予め有機石灰(苦土石灰等)を混ぜた培用土で植えてあげると良いです。(最近では、「オリーブの土」といった専用土が売っている場合もあります。)
水遣りに関しては、地植えの場合でしたら自然の降雨のみで十分育つので不要です。
鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりとあげる様に、メリハリのある水遣りをしてあげる事がポイントです。
注意しなくてはならない病害虫として、”オリーブアナアキゾウムシの幼虫”が挙げられます。
この虫は、幹の内部を食い荒らす害虫です。株元におがくずがたまっていたり、樹皮の表面にかさぶたのようなものあると、被害に遭っている可能性が高いです。
予防として定期的に薬剤(スミチオン乳剤)を幹に散布するのがよいです。付いてしまった場合、穴を見つけて、硬い棒などを使って掻き出します。似たような被害を与える害虫にテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)がいます。
八王子・日野等の多摩地区では、比較的地植えでも当店の様に元気に育ってくれます。
明るいパステル調の洋風ガーデンにはとても映える樹木で、とってもおススメです。
ただし、一本当たりのコストは通常の樹木に比べて比較的高めの設定の物が多いので、何本も植えるには予算面との注意も必要です。
植える場所の条件が合えば、シンボルツリーとしてはとても素敵な樹木ですよ!
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ひと際大きな葉の中に、葉脈に沿ってまるで切りこみを入れたかの様なとても変わった観葉で、とても涼やかな感じがします。
さてこの植物、なんという植物でしょうか?
答えは”モンステラ”です。
モンステラは、アメリカの熱帯地域に30種類ほどが分布している”サトイモ科”の植物です。
つるが伸びる植物で、生長するにつれてフチから葉脈にかけて深い切れ込みや穴ができて、独特のおもしろい形の葉になります。茎が木質化(木の表面のようにごつごつとした感じになる)して、気根(空気中に伸ばす根)をたくさん出します。
名前の由来はラテン語で異常・怪物を意味する「モンストラム」にちなみます。理由は葉姿や大きさ、うす暗いジャングルに生える様から連想されたとも言われますが、はっきりとは分からないようです。
育て方のポイントですが、置き場所としては”明るい日陰”を好みます。
もしウッドデッキ空間等に置かれるのであれば、庇下やシェード下等の直射日光を避けられる場所に置くと良いです。
(暗すぎるとひょろっとした弱々しい株に育ち、直射にあてると葉が焼けて所々枯れてしまいます。)
水遣りに関しては、夏場は毎日鉢底から水が出るぐらいたっぷり、春秋は表土が白く乾いていたらたっぷり、冬場は休眠するので水をあげなくて大丈夫です。
しかし、もしあまり大きく育てたくない場合は、1年を通して水遣りをひかえ、乾かし気味すると良い様ですよ。
肥料に関しては、4月から9月の生育期に”観葉植物の肥料”を与えると、綺麗な葉が出易くなります。
育てていくと下の方の葉が落ちて茎が伸びて背丈が大きくなりバランスが悪くなります。
そのままにしておくと鉢とのバランスが悪くなり、倒れやすくなりますので伸びすぎた部分を切り戻して、全体のバランスを整えます。(切り戻すのがいやな場合は一回り大きな鉢に植え替えても良いでしょう。)
あまり極端に茎が伸びて鉢から大きくはみ出すくらいアンバランスになった場合は思い切って株元近くまで切り戻して仕立て直しても良いでしょう。
切り戻して通常通りに管理すると茎から芽が吹いてきます。切り取った茎は挿し木に利用できます。
またモンステラは、茎の途中からたくさんの気根を出します。
邪魔になるような場合は株元に軽くまとめるように誘引しましょう。気根は切っても生育に特に大きな影響を与えませんのでどうしても邪魔なものは切ってもかまいません。
病害虫では、風通しが悪く乾燥した環境では”ハダニ””カイガラムシ”が付き易くなってしまい、葉の色が悪くなってしまいます。
水遣りの際に葉にも霧吹きで水を与えて(葉水といいます)葉を潤ったり、時には濡れぞうきんで葉を拭いても良いです。
また、暑さには非常に強い植物ですが、逆に寒さには弱いので、10℃を下回る陽気になりましたら、お部屋の中へ入れてあげましょう。
葉が大きく、とってもモダンでお洒落な植物です。シンプルなウッドデッキ空間にガーデンファニチャーと共に飾って、お洒落な空間を作って見ては如何でしょう。


