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わたしたちイゲタヤE&Rは、「お客様の夢をカタチに…」を合言葉に、ここ日野市南平から日野市・八王子市を中心に近隣にお住まいの皆さまへ日々エクステリアのご提案をしております。
こんにちは、イゲタヤE&Rプランナーの大貫雄三です。
まだまだ慣れないながらも、これからこのBlogを読んで下さったエクステリアに興味がある皆さまへ少しでも役に立つ情報を書いていきたいと思います。

昨日、ついに関東地方も梅雨入り宣言が発表されましたね。
これからしばらくの間はしっとりとしたお天気とのお付き合いになりますね。
また梅雨入りのこの時期は衣替えの時期でもあり、様々な夏へ向けての準備段階へと入っていく時期にもなります。
さて皆さん、夏への準備として真っ先にどんな事を思い浮かべますか?
夏物の洋服、扇風機、夏物のタオルケット等の寝具などなど、色々な事が思い浮かぶと思います。
そして何より必需品となるものとして、”エアコン”が挙げられると思います。

実は本日、エアコンに関してリアルタイムに工事を行って参りました。
本日はその事をご紹介しようと思います。


移設前のエアコン室外機。今回の機種は広いお部屋の空調を行う大容量タイプの物です。
移設場所は、このデッキ上になります。今のままでは配管が長すぎて納まりが悪くなってしまいます。

本日伺った現場は、先日よりガーデン工事を施工中の多摩市 J様邸です。
先日にて、LIXIL「樹ら楽ステージ」でのウッドデッキ工事が完了し、本日はエアコン室外機の移設工事を行いました。
写真は今回移設する室外機です。
素人目には、「室外機なんて、ただ普通にデッキに乗せるだけでしょう?」と思われるかもしれませんが、実はそんな簡単に行えるものではないのです。
その理由は、写真に出ております長く伸びた「配管」にあります。
エアコンの配管は、主に室内機から来る電線・室内の湿気を屋外に排出するドレーンホースの他、冷媒ガスのやり取りを行う銅管が2本あり、中でもこの“銅管”が最も重要かつデリケートな物となります。
銅管は、金属の中でも比較的柔軟性を備えた特徴をもっている物なんですが、曲げ伸ばしを繰り返してしまいますと脆くなってしまうデリケートな物となります。
もし適当にエアコン室外機を移動してこの銅管を引っ張ってしまいますと、最悪ヒビが入って冷媒ガスが漏れ、エアコン自体の致命傷となってしまう恐れがあります。
また、銅管は経年経過により徐々に柔軟性を失うため、古い室外機をちょっとでも移動しただけでも銅管を損傷してしまう恐れがあり、細心の注意が必要です。
さて、ではエアコン室外機の移設はどの様な手順で行って行くのかをご紹介いたします。


まず、室外機の配管カバーを開けて、ガス配管の片方のバルブを止めます。
次に室内機にて冷房運転を行い、配管・室内機内のガスを室外機に送り込みます。

まず、エアコン室外機の配管カバーを開けて2本出ているガス配管のうちの片方のバルブを工具を使って閉めます。
そして次に室内機にて冷房運転を行い、配管・室内機内の冷媒ガスを室外機内に全て入れ込みます。


全てのガスを送り込んだ所で、もう片方のバルブを閉めて室外機内にガスを充てんした状態にします。
そして、電線・配管を外し、ようやく室外機をフリーの状態にする事が出来ました。

室外機内にガスが充填された事が確認出来たら、もう片方のバルブも閉めて漏れないようにします。
そして室内機からの電線・ガス配管を丁寧に外してようやく室外機をフリーの状態にする事が出来ます。
まずはここで、第一段階が終了です。


次に移設箇所を養生して室外機を移動します。ちなみにこの室外機で重さは約45Kほどあるとの事です。
これが問題の銅管。まだ新しい物なので、とても綺麗ないろをしております。これを必要な長さにパイプカッターでカットします。

次にいよいよ室外機を移設場所へ移動します。
この際も作業中にデッキを汚さない様にするため、養生シートを敷いて行います。
ちなみにこの室外機、重量は約40〜45キロ程あるとの事です。
職方さんによると、今回のパナソニック製の物は比較的軽量にできているとの事ですが、メーカーによってはかなりの重量がある物があり、一人では移動不可能の場合は2人で行う・・・つまりその分コスト増に繋がってしまうとの事です。
エアコン一つとっても、中々奥が深い物です。


移設工事で一番重要なのは、この銅管の先の加工との事です。写真の様に特殊な工具を用いて加工を行います。
加工すると、この様に”ラッパ型”になります。室外機に配管を接続する際、非常に重要な形状となります。

配管のカットが済みますと、切り口を写真の様に特殊工具を用いて”ラッパ型”に加工します。
この工程が、移設工事を行う際に最も重要かつ難しい工程で、これを失敗してしまうと、室外機との接続不良となり、最終的にガス漏れが発生して壊れてしまうとの事です。
職方さんは手際良く作業を行いますが、簡単そうに見える裏側には、そういった様々な事が見え隠れしている物なんですね。


次に配管カバーを元の位置に復帰させ、
配管等を再度室外機に接続します。

そして配管カバーを元に戻し、先程加工したガス配管・電線を室外機に接続します。


配管の接続が綺麗にされました。ガス配管の長さも、丁度良い長さに納まりました。
接続が終えた所で配管にポンプを取り付け、室内機・配管内の空気を抜く「真空引き」という作業を行います。

電線・配管が接続され、とても良い塩梅に納まりました。
そして次にガスを戻す・・・前に大切な作業が。
一度配管を外した際に、配管・室内機内には空気が入り込んでしまっており、そのままではガスを戻しても、動作不良を起こして最悪故障してしまいます。
という事で、その配管内の空気を右の写真のポンプを使って抜く「真空引き」という作業を行います。


真空引きを行った後、室外機のバルブを元に戻し、再び室内機にて冷房運転を行ってガスを復帰。しっかりと冷たい風が出て来ました!
最後に配管カバー・室外機を中性洗剤にて拭き掃除をして完了となります。

「真空引き」が完了した所で、最初に閉めておいた室外機のバルブを開け、更に室内機にて冷房運転を行う事で復帰させます。
しばらくして、室内機から冷風が出ている事を確認したら一通りの作業は無事終了です。
最後に配管カバー、室外機を中性洗剤にて拭き掃除をして仕上げ、出来上がりです。


という事で、無事綺麗にデッキ上に移設されました!お疲れ様でした。

という事で、上の写真の様に室外機を綺麗に納める事が出来ました。
所要時間はおよそ1時間といった所です。
担当職方さんがとても手際良く作業を行いましたが、これも長年の経験と技術、そして良い道具があるからこその物だと思います。お疲れ様でした!

という事で、今回はエアコン室外機の移設に関しての流れをご紹介いたしましたが、ご参考になったでしょうか?
ウッドデッキ、ガーデンルーム等のプランニングを行う際、このエアコン室外機に関しての移設は比較的多く発生します。
また、業者によってはエアコン室外機の移設を簡単に考え、移動した際に銅管を傷つけてエアコンを壊してしまうと云った事例も多く聞かれます。
是非、エアコン室外機がとてもデリケートなもので、移設する際には様々なリスク・そして費用が掛かると云う事を御承知頂ければと思います。
そしていよいよJ様邸の工事も、残りわずかとなって参りました。
最後まで気を引き締めて施工にあたって行きますので、是非御期待下さい!


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